四神(しじん)は、いにしえから東アジア(特に中国・朝鮮・日本)で、世界の四方の方角を守護すると信じられていた霊獣です。古来の都市は、いわゆる風水・陰陽道の方位学から、四神相応の地勢(土地)を選んで建設されました。
【青龍】方位:東の守護神 地勢:川
財運・成功運・出世運をもたらすといわれています。
【朱雀】方位:南の守護神 地勢:海や湖
末永い繁栄をもたらすといわれています。
【白虎】方位:西の守護神 地勢:道
家内安全・商売繁盛をもたらすといわれています。
【玄武】方位:北の守護神 地勢:山や丘陵
健康運・長寿をもたらすといわれています。
中国での四神の起源は周代ともいわれますが、長い間培われてきた陰陽の思想は、漢代に盛行し、5〜6世紀頃、日本にも伝わり広まりました。奈良時代の高松塚古墳やキトラ古墳の壁画には、四神図(四神相応図)が描かれたり、平城京や平安京などの重要な都にも四神相応の地勢を重視し、採用しています。
オニキスにこのような四神を彫刻した、たいへん縁起の良いパワーストーンです。
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